2020年12月11日金曜日

ひめくり栄養だより 年末年始号

今回は年末年始に気を付けたい食事のポイントをまとめた栄養だよりです。

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2020年10月5日月曜日

ひめくり栄養だより 10月号

今回はリンについての栄養だよりです。

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2020年9月7日月曜日

台風一過、何を思いますか?


 台風10号が通過していきました。

 7日(月)の朝、皆さんの通院時や私たちスタッフの出勤時はどうなることかと案じていましたが、幸いなことに島根県東部では大きな被害もなく過ごすことができました。九州や四国・中国地方の一部では土砂崩れが起こったり、大規模な停電で不便な生活を余儀なくされている方もいらっしゃいます。全国では52名の方が重軽症を負われたそうです。(7日14時現在)

 今回の台風は事前から「特別警戒級の…」とか「100年に一度の…」というような表現をされていましたが、蓋を開けてみれば「な~んだ、大したことなかったじゃない」「テレビやラジオは怖がらせるようなことばっかり言うんだから」などと思われた方もおられるかもしれません。なんとなく他人事のような、テレビの画面の中だけで起こることのような、そんな考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 今回の台風が過ぎてみてそう思うことができるのは幸せな事ですが、もし、予報通りの被害が発生していたら、私たちは何を感じているでしょうか?「明るいうちにに避難しておけばよかった」「窓ガラスに養生しておけばよかった」「家族と連絡方法など話しあっておけば良かった」等々、あとから後悔することもあるかもしれません。

 少し前の話題になりますが、内閣府が「一日前プロジェクト」という活動を行ったことがあります。これは、地震や台風、大雪などの災害にあわれた方が「災害の起こる一日前に戻れたら…どんな対策をしますか?」というテーマで文章を募ったものです。このプロジェクトで集まった文章は内閣府のHP上で公開されており、災害別・地域別・場面別(家庭・学校・職場など)でエピソードを検索することができます。

 この体験談、「深夜に危機一髪でお隣の老夫婦を助けることができた、普段からもっと自治会内での共助の体制を取っておけばよかった」などという真剣な(?)ものから「地下に保管していた高級な着物や帯が水没してしまった。まさか自分の身にこんな災害が降りかかるとは!1日前に戻れたら、全て2階に保管します」というようなクスッとさせてくれるものまで様々な内容が掲載されています。

 現在も時々更新されていますので、ぜひ読んでみて下さい。実際に災害を体験された方の声というのは生々しく心に響きますし、そこから何かヒントを得ることができるはずです。

内閣府 防災情報ホームページ 一日前プロジェクト

http://www.bousai.go.jp/kyoiku/keigen/ichinitimae/index.html

 

 

2020年9月3日木曜日

残暑お見舞い申し上げます

 9月に入りましたが、まだまだ暑い日が続きます。35℃を超えても珍しくもなんともない、そんな毎日です。加えて今年はマスクをしているので余計に暑さが厳しく感じます。もう、勘弁して~と誰に言うでもない文句を言いたくなりますよね。

 暑いのは人間だけではなく、植物も一緒。クリニックの敷地内に植わっている植木たちも雨が降らないのでぐったりしています。枯れてしまっては大変!と日々水やりをしていますが、今日は太陽の角度?と私のホースの角度?がちょうどよかったのか、小さな虹が現れました!
 
 少し幸せな気分になったので皆様にも虹のおすそ分け…
 
 
 週末は非常に大きい台風が来るようですね、日本全国で大きな被害がないと良いのですが…。皆様もお気をつけて通院して下さい。
 
 

2020年8月24日月曜日

ひめくり栄養だより 8月号

今回は塩分・水分についての栄養だよりです。

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2020年7月22日水曜日

ひめくり栄養だより 増刊号

 今年の梅雨は長引きそうと言われています。毎日雨が続いて憂鬱…ですが、大雨や洪水で被害にあわれた方々の様子をニュースで目の当たりにすると
普通の生活がおくれる事に感謝ですね。


 今回の栄養だよりでは、「いざ!という時に簡単に用意できるバランスの良い食事」「宅配弁当サービス業者一覧」「栄養補助食品」をご紹介します。


 コロナ感染対策のために買い物の回数を減らしたり、雨が続いて外出が ままならないこともあると思います。そんな時には、家にストックしてある 冷凍食品・パックご飯・缶詰などを利用したり、宅配弁当を注文したり、 栄養補助食品の助けを借りたり…工夫して乗り切りましょう!


 詳しくお知りになりたい場合は、栄養士に声をかけてくださいね。

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2020年7月9日木曜日

ひめくり栄養だより 令和2年7月

今回はカリウムについての栄養だよりです。

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2020年5月22日金曜日

ひめくり栄養だより 令和2年5月

この春、姫野クリニックには新しく3人のスタッフが入職しました。

その中の1人、管理栄養士の新田が初めて作った栄養だよりです。


ぜひご覧になって感想をお聞かせ下さいね。


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2020年5月7日木曜日

コロナストレス、感じていませんか?

 新型コロナウイルスの話題がニュース、新聞紙面を独占しています。4月9日には島根県内でも初めての感染者が確認され、5月7日現在で24名の感染が報告されています。当院でも、透析患者様向けに感染拡大防止の為のお願いのチラシを配布したり、休憩室の利用を制限させていただいたりしています。

  最近「コロナストレス」「コロナ疲れ」という言葉をネット上やテレビの報道で多く見かけるようになりました。このような社会が混乱した状況下で私たち誰もが不安、恐怖やストレスを感じるのも無理はありません。

 そんな中、筆者が先日目にしたニュースでハッとさせられたものがありました。5月4日に放送されたNHKの「子ども科学電話相談室」という子供向けラジオ番組での相談者と相談員のやりとりを紹介した文章です。

 新型コロナウイルスが不安で眠れないという子供からの相談に対して、相談員の恵泉女学園大学学長・大日向雅美さんは「私も怖いのね。だけど怖いと思う気持ち、無くそうとしなくてもいいんですよ。なぜなら怖いと思うから、人は危ないことをしないようになるの」と回答した。
   さらに「ニュースを見てコロナが怖いと思うのは人として大事な力、感受性を持っているから。感受性は人に寄り添う気持ちのこと。自分は大事な力を持ってるんだって自信持ちましょ」と話した。続けて大日向さんは「そうはいっても不安だよね」と前置きして、「コロナに打ち勝つためにはみんながしっかり考えること。正しい情報を分かち合うことなの」と説明し、世界中のニュースを見るよう促した。またうがいや手洗いなど自分に出来ることを探すことが、不安に打ち勝つ力になるとも語っていた。

 いかがですか?子供向けの番組との事ですが、この内容を見て筆者はうーんとうなってしまいました。特に「コロナに打ち勝つには皆がしっかり考え、正しい情報を分かち合うこと」の部分です。インターネット上の噂に惑わされたり、あわててトイレットペーパーや消毒用品を買いに走ったり、昨今の私たちの行動を振り返り、この状況下だからこそ、一人一人が互いを思いやる気持ちを持ち、冷静な行動を取らなければならないと再認識しました。

 先日、厚生労働省から「新しい生活様式」が公表されました。コロナとの闘いはまだまだ長丁場になるでしょう。「コロナストレス」「コロナ疲れ」と上手に付き合っていきたいものです。


 

2020年3月11日水曜日

姫野クリニックの「おのくん」

突然ですが皆さん、「おのくん」って聞いたことありますか?

ウィキペディアによると・・・
「おのくんは、宮城県東松島市の主婦らがひとつずつ手縫いで作っている、サルがモチーフのキャラクターぬいぐるみ。仮設住宅に住む女性たちが一体づつ手作りで作っており、東日本大震災からの復興への願いがこめられている。(中略)東日本大震災から生まれ、震災を経験して学んだ「家族の大切さ」「会話の大切さ」「言葉の大切さ」を伝えるキャラクターであり、東松島を知ってほしい、東松島に来てみてほしいという思いが込められている。



 そう、おのくんと言うのは、東日本大震災によって被災された宮城県の主婦の方々によって生みだされたキャラクターのことなんです。

 実は、姫野クリニックにも「おのくん」がいるんです。

じゃーん、この子が姫野の「おのくん」です!かわいいでしょう?

何年か前に、東北から臨時透析にいらっしゃった患者さんが、一つ(一匹?)プレゼントして下さったものです。その患者さんは「東北にも被災しながらも透析している仲間がたくさんいます。その仲間がここに臨時透析に来た時に『おのくん』がいたら励まされると思うので窓口においてやって下さい」とおっしゃっていました。

 それ以来、姫野の「おのくん」は外来の待合室や、受付の飾り棚を転々としながら暮らしています。時には季節の衣装に着替えさせてりして可愛がっています。

ちょっと写真が暗いですが、節分バージョンの「おのくん」です


今日、東日本大震災から丸9年が経ちました。
昨今は新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐためにさまざまなイベントが中止になり、政府主導の追悼集会も中止されることが決まりました。慌ただしい毎日の中で、また、昨今の騒ぎの中で、例年よりも思いを馳せる人が少なくなっているのではないかと思っています。3.11東日本大震災、私たちの記憶の中で絶対に風化させてはいけない出来事です。待合室の「おのくん」と目が合うたびに、そんなことを考えています。

2020年2月10日月曜日

BLS(一次救命処置)勉強会を実施しました

 去る1月28日にBLS勉強会を開催しました。BLSとは、Basic Life Supportの略称で、心肺停止または呼吸停止に対する一次救命処置のことです。

 透析中に一人の患者さまの体調が急変し、呼びかけへの反応もない、その時私たち医療スタッフはどのように対応すべきか?という内容で実施訓練を行いました。



 当日は看護師・臨床工学技士・栄養士・メディカルアテンダント・事務と全ての職種が参加し、看護師Aが患者さまの異常を発見➡他スタッフへ応援要請➡全員で協力し、医師が到着するまでBLSを行う、という流れ。


 ここからは様子をお伝えするために写真でリポートします。

訓練用の人形、結構リアルな作りです


ある日の透析中、血圧測定のために患者さんに声を掛けたところ
様子がおかしい。呼びかけにも反応もなく、意識が無いようです。


直ぐに他のスタッフへ応援要請。近くのスタッフが駆けつけます。


 直ちに心臓マッサージを開始します。AEDも到着しました。

 AEDを装着し、機械指示のもとショックを与え、
その後も懸命なマッサージを続けます。

 心臓マッサージは結構体力を使います。
一人がある程度の時間行ったら別のスタッフに交代します。

その後も何回か交代しマッサージを続け、
医師が到着したところで訓練は終了しました。


 緊迫した雰囲気が伝わりましたでしょうか?筆者は撮影係として参加していましたが、訓練であるという事はわかっていながらもピリッとした緊張感を感じました。


 訓練の後で、他のスタッフも交代で心臓マッサージの練習を体験しました。

専用のソフトを用いてマッサージの強さや
テンポなどを確認できるようになっています。


 筆者は医療職ではないので普段透析室で患者様と接することは少ないのですが、例えば患者休憩室で、更衣室で意識を失った患者様を見かけたら…、とっさに何ができるだろうか?と考えました。また、普段の生活の中でこういった場面に遭遇したら…?そんなときに勇気を持って行動し、命をつなげる人間でありたいと思います。


 

2020年1月30日木曜日

いざという時に備える!2月1日は「171伝言ダイヤル」体験日です

 2月1日(土)は姫野クリニックに通院していらっしゃる透析患者様を対象とした「171伝言ダイヤル」体験日です。今年度は9月1日に第1回目を行いましたが、今回第2回目の実施となります。

 地震や豪雨災害が起こった時、どのように行動したらよいか、考えてみたことはありますか?

 災害時・非常時には、今通院している姫野クリニックで同じ内容の透析治療が受けられるとは限りません。透析時間が短くなる場合もありますし、被害の状況によっては別の病院へ出向いて透析をしないといけない可能性もあります。そういった環境に対応できるよう、何事もない平穏な時こそ、常にいろんな可能性をイメージして生活してみましょう。自分の透析時間を把握しておく、お薬手帳を常に持ち歩く、非常時の食事について考えてみる、など小さなことから始めてみましょう。自分で自分を助ける「自助」の気持ちが大事です。

 「171伝言ダイヤル」もその自助の一つです。いざ災害に直面した時、まずは姫野クリニックの状況を知ることが大切です。使用方法のパンフレットを受付にご準備しておりますので、持って帰って下さいね。ご参加お待ちしています。

2020年1月24日金曜日

先手必勝!インフルエンザに勝つためには?

 最近、テレビは新型ウイルス肺炎のニュースで持ちきりですね。日本国内でも2例目の患者が発生したという事で話題になっています。(1月24日現在)

 新型ウイルス肺炎も恐ろしいですが、今の季節、私たちにより身近なのはインフルエンザの脅威ですよね。テレビでは肺炎のニュースばかりであまり報じられませんが、まだまだインフルエンザへの備えは必要です。厚生労働省のホームページから抜粋したインフルエンザ予防法をご紹介しますので、是非参考にして下さいね。



◎流行前のワクチン接種
 感染後に発症する可能性を低減させる効果と、発症した場合の重症化防止に有効と報告されています

◎外出後のうがい・手洗い等
 流水・石鹸による手洗いは手指など体についたインフルエンザウイルスを物理的に除去するために有効な方法であり、インフルエンザに限らず接触や飛沫感染などを感染経路とする感染症の対策の基本です。インフルエンザウイルスにはアルコール製剤による手指衛生も効果があります

◎適度な湿度の保持
 空気が乾燥すると、気道粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザにかかりやすくなります。特に乾燥しやすい室内では、加湿器などを使って適切な湿度(50~60%)を保つことも効果的です

◎十分な休養とバランスのとれた食事
 体の抵抗力を高めるために、十分な休養とバランスのとれた栄養摂取を日ごろから心がけましょう
(筆者注:食事に関しては、透析患者さんは栄養価の高いものをどんどん摂取してよいわけではありません。当院の栄養士に相談してみて下さいね)

◎人込みや繁華街への外出を控える
 インフルエンザが流行してきたら、特に御高齢の方や基礎疾患のある方、妊婦、体調の悪い方、睡眠不足の方は、人混みや繁華街への外出を控えましょう。やむを得ず外出して人混みに入る可能性がある場合には、ある程度、飛沫感染等を防ぐことができる不織布(ふしょくふ)製マスクを着用することは一つの防御策と考えられます

 いかがでしょうか?普段から医療スタッフがお話している内容ですね。インフルエンザにかかることなく、元気に冬を乗り切りましょう!



2020年1月4日土曜日

本日より泌尿器科外来開始しております

 皆様、お正月いかがお過ごしでしょうか?今年の三が日は比較的暖かく、過ごしやすかったですね。

 姫野クリニックでは、本日より泌尿器科外来の診察を開始しております。


 写真は、透析患者さんからいただいた手作りの干支の置物です。一人前に晴れ着を着て、とてもかわいらしいねずみちゃんです。受付に飾っていますので、通院された際は探してみてくださいね。

2020年1月1日水曜日

令和2年、あけましておめでとうございます

 




    新年明けましておめでとうございます。皆様におかれましては穏やかなお正月をお迎えのことと思います。
    本年は令和に改元されて初めてのお正月、これから始まる新しい時代が希望に満ちたものであると良いですね。
 皆様にとって実りの多い1年になりますよう、心よりお祈り申し上げます。