2020年3月11日水曜日

姫野クリニックの「おのくん」

突然ですが皆さん、「おのくん」って聞いたことありますか?

ウィキペディアによると・・・
「おのくんは、宮城県東松島市の主婦らがひとつずつ手縫いで作っている、サルがモチーフのキャラクターぬいぐるみ。仮設住宅に住む女性たちが一体づつ手作りで作っており、東日本大震災からの復興への願いがこめられている。(中略)東日本大震災から生まれ、震災を経験して学んだ「家族の大切さ」「会話の大切さ」「言葉の大切さ」を伝えるキャラクターであり、東松島を知ってほしい、東松島に来てみてほしいという思いが込められている。



 そう、おのくんと言うのは、東日本大震災によって被災された宮城県の主婦の方々によって生みだされたキャラクターのことなんです。

 実は、姫野クリニックにも「おのくん」がいるんです。

じゃーん、この子が姫野の「おのくん」です!かわいいでしょう?

何年か前に、東北から臨時透析にいらっしゃった患者さんが、一つ(一匹?)プレゼントして下さったものです。その患者さんは「東北にも被災しながらも透析している仲間がたくさんいます。その仲間がここに臨時透析に来た時に『おのくん』がいたら励まされると思うので窓口においてやって下さい」とおっしゃっていました。

 それ以来、姫野の「おのくん」は外来の待合室や、受付の飾り棚を転々としながら暮らしています。時には季節の衣装に着替えさせてりして可愛がっています。

ちょっと写真が暗いですが、節分バージョンの「おのくん」です


今日、東日本大震災から丸9年が経ちました。
昨今は新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐためにさまざまなイベントが中止になり、政府主導の追悼集会も中止されることが決まりました。慌ただしい毎日の中で、また、昨今の騒ぎの中で、例年よりも思いを馳せる人が少なくなっているのではないかと思っています。3.11東日本大震災、私たちの記憶の中で絶対に風化させてはいけない出来事です。待合室の「おのくん」と目が合うたびに、そんなことを考えています。

2020年2月10日月曜日

BLS(一次救命処置)勉強会を実施しました

 去る1月28日にBLS勉強会を開催しました。BLSとは、Basic Life Supportの略称で、心肺停止または呼吸停止に対する一次救命処置のことです。

 透析中に一人の患者さまの体調が急変し、呼びかけへの反応もない、その時私たち医療スタッフはどのように対応すべきか?という内容で実施訓練を行いました。



 当日は看護師・臨床工学技士・栄養士・メディカルアテンダント・事務と全ての職種が参加し、看護師Aが患者さまの異常を発見➡他スタッフへ応援要請➡全員で協力し、医師が到着するまでBLSを行う、という流れ。


 ここからは様子をお伝えするために写真でリポートします。

訓練用の人形、結構リアルな作りです


ある日の透析中、血圧測定のために患者さんに声を掛けたところ
様子がおかしい。呼びかけにも反応もなく、意識が無いようです。


直ぐに他のスタッフへ応援要請。近くのスタッフが駆けつけます。


 直ちに心臓マッサージを開始します。AEDも到着しました。

 AEDを装着し、機械指示のもとショックを与え、
その後も懸命なマッサージを続けます。

 心臓マッサージは結構体力を使います。
一人がある程度の時間行ったら別のスタッフに交代します。

その後も何回か交代しマッサージを続け、
医師が到着したところで訓練は終了しました。


 緊迫した雰囲気が伝わりましたでしょうか?筆者は撮影係として参加していましたが、訓練であるという事はわかっていながらもピリッとした緊張感を感じました。


 訓練の後で、他のスタッフも交代で心臓マッサージの練習を体験しました。

専用のソフトを用いてマッサージの強さや
テンポなどを確認できるようになっています。


 筆者は医療職ではないので普段透析室で患者様と接することは少ないのですが、例えば患者休憩室で、更衣室で意識を失った患者様を見かけたら…、とっさに何ができるだろうか?と考えました。また、普段の生活の中でこういった場面に遭遇したら…?そんなときに勇気を持って行動し、命をつなげる人間でありたいと思います。


 

2020年1月30日木曜日

いざという時に備える!2月1日は「171伝言ダイヤル」体験日です

 2月1日(土)は姫野クリニックに通院していらっしゃる透析患者様を対象とした「171伝言ダイヤル」体験日です。今年度は9月1日に第1回目を行いましたが、今回第2回目の実施となります。

 地震や豪雨災害が起こった時、どのように行動したらよいか、考えてみたことはありますか?

 災害時・非常時には、今通院している姫野クリニックで同じ内容の透析治療が受けられるとは限りません。透析時間が短くなる場合もありますし、被害の状況によっては別の病院へ出向いて透析をしないといけない可能性もあります。そういった環境に対応できるよう、何事もない平穏な時こそ、常にいろんな可能性をイメージして生活してみましょう。自分の透析時間を把握しておく、お薬手帳を常に持ち歩く、非常時の食事について考えてみる、など小さなことから始めてみましょう。自分で自分を助ける「自助」の気持ちが大事です。

 「171伝言ダイヤル」もその自助の一つです。いざ災害に直面した時、まずは姫野クリニックの状況を知ることが大切です。使用方法のパンフレットを受付にご準備しておりますので、持って帰って下さいね。ご参加お待ちしています。