2018年7月17日火曜日

日本透析医学会に参加してきました

6月に行われた日本透析医学会に参加した鬼村看護師より寄稿がありましたのでご紹介します。

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 6月末に神戸で行われた日本透析医学会に参加してきました。
この学会は、医師や看護師だけでなく、臨床工学技士、栄養士といった、透析に関わるコメディカルスタッフが全国から集まります。

 今回、私は姫野クリニックでの骨粗しょう症治療についてや、治療中どのような事に気をつけて患者様を看ていくのかという内容で、看護研究の発表を行いました。準備の段階から悩むことも多くありましたが、スタッフに助けてもらい無事に発表を終えることができました。

 昨年の春から当院でも骨粗しょう症治療に取り組んでいます。その治療を始めるにあたって看護師として担当をさせてもらった事もあり、骨密度や骨粗しょう症について、これまで以上に深く考える機会になりました。

 近年、透析患者さんの運動療法について注目が集まっています。「透析患者様が寝たきりの状態にならないよう、どのように関わりをもっていくか」という内容の発表も多く見られました。私たちスタッフも、皆さんがいつまでも自分の足で通院してきていただきたいという思いを抱いています。毎月の足チェックをさせていただく際に、足を観察することの大切さをお伝えしたり、体を動かすことの大切さをお話しさせていただいています。

 学会に参加して多くの発表を聞き、他施設での活動や、他施設のスタッフの方々がどんな思いで患者様に関わっているのかを知り、当院では何ができるのか、また、看護師としてどうあるべきか改めて考え、学ぶことが沢山ありました。この経験を今後に活かしていきたいと思っています。