2018年11月16日金曜日

在宅透析はじめました!

 これまで姫野クリニックで施設透析を行っていた患者様が、トレーニング期間を経て今月から在宅透析を開始されました。在宅透析とは、その名の通り自宅で透析をする事。その患者様のトレーニングに携わった在宅透析チームから寄稿がありましたのでご紹介します。

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「在宅透析はじめました!」
6月からトレーニングを受けて下さったI様が在宅透析へ・・・

 私たち在宅透析チームは2017年春にチームを立ち上げ、まずは情報収集と自己学習からスタートしました。

 2018年春、これまで当院で施設透析をしていらっしゃったI様が色々なご縁もあり在宅透析を希望され、6月よりトレーニングを開始しました。姫野クリニック初となる在宅透析ですので、私たちスタッフも初めての経験。不慣れなことが多く、I様と共に、悩みながら試行錯誤毎日でしたが、この度、約3ヶ月のトレーニング期間を終えいよいよ在宅透析へ移行されることとなりました。
I様宅で使用される透析の機械

 I様には教える立場のはずの私たちでしたが、トレーニングを通じて、本当にたくさんのことを学ばせていただきました。在宅透析に携わることがなければ、1人の患者さんとここまで深く関わることは無かったと思います。I様の秘めておられる能力を尊敬し、お人柄に感謝する日々でした。

姫野クリニックでの透析最終日に記念撮影


 11月6日より、ご主人と二人三脚でご自宅での透析を開始していらっしゃいます。ご不安もあるかと思いますが、安全な透析、充実した生活を送っていただくために私たちが全力でサポートさせていただきます。

ご夫婦で協力しての在宅透析

 在宅透析に興味を持たれた方、話を聞いてみたいな、と思われる方はスタッフへお気軽に声をかけて下さいね。

2018年10月31日水曜日

第8回姫クリ合同カンファレンスを開催しました!

 10月16日、出雲姫野クリニックと大田姫野クリニックのスタッフが一堂に会し、第8回となる姫クリ合同カンファレンスを行いました。
 主催した教育委員会から寄稿がありましたのでご紹介します。

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 第8回合同カンファレンスを開催しました。
 毎年、大田姫野クリニックの職員と各施設の事例発表などを行っていましたが、今回は趣向を変えて外部より講師の先生をお招きして「目標管理」についての勉強会を行いました。

 「目標管理」と聞くと「目標」を「管理」すること?だと思ってしまいがちですが、「目標による管理」が本来の意味なんだそうです。

 私たちスタッフは年度ごとに目標をたてて実行してきましたが、これまで基礎知識がないまま行っていた為、目標シートも「ただ何となく書くだけ」になっていたような気がします。今回基礎的な知識を学んだことで、これからの業務に活かしていきたいと思っています。

2018年10月29日月曜日

2018年10月17日水曜日

運動療法に関する院内勉強会を開催しました

先月終わりに、運動療法に関する院内勉強会を開催しました。
企画した運動チームより寄稿がありましたのでご紹介します。

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 9月27日に、全職種を対象に運動療法に関する院内勉強会を行いました。



 現在、透析患者さんに行っているInbody、骨密度測定、ロコモスキャン、CAVI、それぞれの検査と、運動との関連性について講義を行いました。


 どの検査においても運動を習慣化することで改善が見込めます。検査結果の改善だけではなく、ロコモティブシンドロームや、合併症の遅延や予防が期待できます。

 生活習慣に運動を取り入れることは簡単なことではありませんし、すぐに結果が出るものでもありません。しかし、継続することで少しづつ結果が出ます。できることからコツコツ始めましょう!

2018年10月8日月曜日

10月6日(土) 透析中に停電が発生しました

 毎週のように台風が発生して各地に被害をもたらしていきますね。
 10月6日から7日にかけては台風25号が山陰付近を通過していきました。

 その台風の影響で、6日の午後12時半頃、出雲市塩冶町近辺で停電が発生しました。姫野クリニックでは、火・木・土午前透析の方がまさに透析を受けていらっしゃる時間帯です。スタッフは昼食時ということもあり、約半数は休憩室にいたタイミングでの出来事でした。筆者も休憩中だったのですが、休憩室で停電に気づいたスタッフはすぐさま1階の透析室へ駆けつけました。

 幸いなことに停電自体は1~2分で復旧したので、その時点での大きな影響はありませんでしたが、午後から風が強まればさらに被害が大きくなるかもしれません。まずは午前透析の方を無事に終了して安全にお帰りいただく事、午後透析の方に無事に透析を開始していただく事、様々なことを想定して業務にあたりました。

 その時間帯に透析を受けていらっしゃった方はとても不安な気持ちになられたのではないでしょうか?わずか1~2分とは言え、スタッフとしても、とても長い時間に感じました。

 そんな中、スタッフから「災害時に関する院内勉強会(前回のブログ記事で取り上げています)に参加していてよかった!」という声が聞かれました。9月25日に行ったばかりの勉強会でしたので、皆どのように行動すべきか、しっかりイメージできていたようです。日々の備えが大事であると実感した1日でした。


2018年10月3日水曜日

防災マニュアルを見直す勉強会を行いました

 9月25日(火)、姫野クリニックの防災マニュアルを再確認するための院内勉強会を行いました。

 防災委員会主催で開催された今回の勉強会では、現在院内で使用している防災マニュアルを、参加者全員で穴埋めクイズ形式で確認していく、という内容でした。例えば・・・

  
   「停電発生時、〇分間電気が復旧しなければ透析中止する
            〇分以内に復旧した場合は透析続行する」
            〇に入る数字を答えて下さい!


 ・・・という感じです。日頃から頭の中に入っているはず、のマニュアルですが、いざ回答者として当てられるとなると、ドキドキしてしまいます。



 しかし、さすが(?)わが姫野クリニックスタッフ!新入職員を中心に回答者を指名していきましたが、ほとんど完璧な回答でしたよ。

 終了後のアンケートでは、「参加型で考えながらできて良かった」「曖昧だったところが復習になって良かった」「クイズ形式で楽しかった」などの意見が寄せられました。

 「災害時・非常時に、普段から行っていないことはできない」と言われるように、いざという時に備えて訓練・学習を繰り返していくことが大事であると職員一同実感しています。皆さんも、透析中にすこーし、イメージしてみて下さいね。

※今回のブログ、勉強会中の写真がなくてごめんなさい・・・
 筆者も参加して写真を撮っていたのですが、なぜか画像データが消えてしまいました。まさに危機管理能力の欠如!ですね。今後はこのようなことのないように気を引き締めたいです(--;)

2018年9月7日金曜日

台風・地震・・・災害が続きますね

 関西での台風被害に続き、北海道での大きな地震、テレビや新聞で連日報じられる災害関連のニュースに、日本列島は一体どうしちゃったんだろう・・・と不安な気持ちになります。

 北海道での地震は「平成30年北海道胆振(いぶり)東部地震」と名付けられ、7日午前現在で16人が死亡し、厚真町を中心に26人が安否不明と発表されています。

 ニュースでは各病院の救急患者の受け入れについて、繰り返し報じられていましたね。電気・水道が復旧次第、透析治療を優先して再開する、という情報も聞かれました。

 ありがたいことに、出雲市近辺はここ何年か大きい災害に襲われることもありません。みなさん「大社さんが守ってくださるから大丈夫」など冗談交じりにおっしゃいますね。言葉は悪いですが、ついついこういった災害は他人事のような気持ちになってしまっていませんか?
 
 災害時・非常時には今通院している姫野クリニックで、同じ内容の透析治療が受けられるとは限りません。透析時間が短くなる場合もありますし、被害の状況によっては別の病院へ出向いて透析をしないといけない可能性もあります。そういった環境に対応できるよう、何事もない平穏な時こそ、常にいろんな可能性をイメージして生活してみましょう。自分の透析時間を把握しておく、お薬手帳を常に持ち歩く、非常時の食事について考えてみる、など小さなことから始めてみましょう。自分で自分を助ける「自助」の気持ちが大事です。

 姫野クリニックには「防災係」という係があり、勉強会に参加するなどして日々知識を付けています。何か不安に思うこと、疑問に思うことなどあればスタッフへ相談してみてくださいね!

 余談:筆者は、たまたま6日に献血に出向きました。そこで看護師さんに聞いた話では、大阪・北海道の一部では献血機関が機能していないため、他県からの献血量でカバーしているとのこと。目に見えるところ以外でも、本当にたくさんの被害があるんだなぁと改めて実感しました。「自助」も「共助」も、自分にできることから実践していきたいと思います。



2018年8月31日金曜日

島根県糖尿病合同研修会2018 に参加してきました

 我が姫野クリニックの島根県糖尿病療養指導士チームが、8月26日(日)に松江で開催された糖尿病に関する研修会に参加してきました。寄稿がありましたのでご紹介いたします。

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 8月26日(日)くにびきメッセを会場に開催された「島根県糖尿病合同研修会2018」に、姫野クリニックの島根県療養指導士6人で参加してきました。

 テーマは「食事療法」「骨粗鬆症」「がん」「運動療法」「高齢者」「歯周病」の6つ。全国から各分野の最先端の講師が参加され、各先生方から60分づつの講義を受けました。つまり今日1日で6時間の講義を受けました。

 どれも最近話題のテーマであり、最新の情報だったのでとても興味深いものばかりでした。

 中でも、国立がん研究センター中央病院 総合内科・歯科・がん救急科長 大橋健先生の「糖尿病とがんの危険な関係~2つの病を支える対話のかたち~」と題した話は色々と考えさせられました。先生はがんセンターの糖尿病専門医でいらっしゃいます。

 今は2人に1人ががんになる時代。糖尿病の死亡原因の1位もがんとなっています。糖尿病の患者さんががんを発症することによって「糖尿病患者からがん患者」へと変わる。そこでも糖尿病の治療は必要であるが糖尿病とがんの治療を並行して進めていくことは「がんセンター」という1つの建物の中では容易なことではない、というような内容のお話をしてくださいました。

 私たち姫野クリニックのスタッフが関わる対象の方たちは、さらに「透析治療」も重なってきます。さらに他院との連携もしていかなければなりません。そこで必要なのは私たち島根県糖尿病療養指導士の「コーディネーター」としての役割だと思います。

 こうやって最新の勉強をしながら、協力し合い自分たちにできることから始め、皆様のお役に立ちたいと考えています。

2018年8月25日土曜日

仙台へ行って来ました!

8月上旬、仙台で行われた学会に参加した藤原看護師長より寄稿がありましたのでご紹介いたします。

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 88-9日第49回日本看護学会看護管理-学術集会に仙台まで行ってきました。

 ちょうど仙台は飛行機の直行便があり、1時間半で到着しました。仙台はちょうど七夕祭りの最終日でしたが台風が来ていて天候は良くありませんでした。

 看護管理学会とは、要するに看護師長さん達が全国から集まる学会です。4500人の看護師長クラスの人達が参加する学会ですから…つまり、元気でパワフルなベテラン看護師が全国から集まって、どうやって病院を元気にして患者さんにより良いケアが提供できるかをみんなで考える学会です。

 中でも「未来へ元気をつなぐ看護師長の手」という交流会がありました。2人の元気いっぱいの師長さんが自分の実践を発表されそれに対して会場の参加者とディスカッションしていきます。

 どうしたら…看護師がいいケアを提供できるだろうか?患者さんに満足のいくサービスが届けられるためには看護師長として、なにをしたらいいだろうか?

 結局は、看護師長自身が「看護の楽しさ」を伝えられるか。そのためには、看護師長自身が自分自身を大切にできなければならないと話は進んでいきました。

  透析治療を取り巻く環境は大きく変化しました。その中で患者さんや家族の方々そしてスタッフもみんながよく頑張っていると思っています。とかく自分はだめだと考えがちですが、こんなときだからこそ自分自身を認めてやり大切にすることはとても重要だと考えます。姫野クリニックにかかわるすべての人が透析治療を通して出会いかかわることで幸せになれるように、姫野クリニックの看護師長として何ができるか楽しみながら考えていこうと仙台の七夕に誓って帰りました。
 
 

2018年8月24日金曜日

台風一過・・・被害はありませんでしたか?

 8月23日夕方から24日未明にかけて、台風20号が四国から近畿を通過し、各地に大雨や暴風による被害をもたらしました。総務省消防庁の24日午前7時半時点のまとめでは、兵庫県や滋賀県など7府県で13人が負傷。住宅被害は、和歌山県や福井県など5府県で床上・床下浸水と一部損壊合わせ12棟に上ったそうです。

 幸いなことに私たちの住む山陰地方は大きな被害は報告されませんでしたね。弱い雨が降り、少し風が強まったかな~、と体感する程度でした。本当にありがたいことです。

 今年は異常ともいえる気候が続いています。今後も台風・土砂災害など起こるかもしれません。体調管理と併せて、防災意識を持ち続けましょう。

 ↓ 画像は24日朝の駐車場花壇のサルスベリです。小さな花たちですが、雨ニモ負ケズ、風ニモ負ケズ、耐えてくれました!

2018年8月10日金曜日

サルスベリが見頃です!

 今週に入り、少~し暑さが和らぎましたね。このまま過ごしやすくなってくれるといいのですが・・・

 さて、以前こちらのブログでもお話したことのある、クリニック北側駐車場に植えたサルスベリの木に花が咲きました!今年は猛暑が続き、雨が降らないのでどうなることかと心配していましたが、健気にも可愛い花をつけてくれました。



 白くて小さな花はなんとも可憐で涼しげで、見ていると夏の疲れを癒してくれるようです。通院の際に、ぜひ足を止めて眺めてみて下さいね。

2018年7月17日火曜日

日本透析医学会に参加してきました

6月に行われた日本透析医学会に参加した鬼村看護師より寄稿がありましたのでご紹介します。

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 6月末に神戸で行われた日本透析医学会に参加してきました。
この学会は、医師や看護師だけでなく、臨床工学技士、栄養士といった、透析に関わるコメディカルスタッフが全国から集まります。

 今回、私は姫野クリニックでの骨粗しょう症治療についてや、治療中どのような事に気をつけて患者様を看ていくのかという内容で、看護研究の発表を行いました。準備の段階から悩むことも多くありましたが、スタッフに助けてもらい無事に発表を終えることができました。

 昨年の春から当院でも骨粗しょう症治療に取り組んでいます。その治療を始めるにあたって看護師として担当をさせてもらった事もあり、骨密度や骨粗しょう症について、これまで以上に深く考える機会になりました。

 近年、透析患者さんの運動療法について注目が集まっています。「透析患者様が寝たきりの状態にならないよう、どのように関わりをもっていくか」という内容の発表も多く見られました。私たちスタッフも、皆さんがいつまでも自分の足で通院してきていただきたいという思いを抱いています。毎月の足チェックをさせていただく際に、足を観察することの大切さをお伝えしたり、体を動かすことの大切さをお話しさせていただいています。

 学会に参加して多くの発表を聞き、他施設での活動や、他施設のスタッフの方々がどんな思いで患者様に関わっているのかを知り、当院では何ができるのか、また、看護師としてどうあるべきか改めて考え、学ぶことが沢山ありました。この経験を今後に活かしていきたいと思っています。

2018年7月9日月曜日

平成30年7月豪雨 被害はありませんでしたか?

皆さん、ニュースや報道でご存知の通り、西日本を中心とした豪雨は9日にかけて広い範囲に被害を与えました。9日現在、お亡くなりになられた方は13府県で105名、いまだ安否不明の方が87名いらっしゃるそうです。被害規模はさらに広がるものと言われています。

幸いなことに私たちの住む島根県では大きな被害は報告されていませんが、お隣の広島・岡山などではたくさんの方が犠牲になられました。家屋や車が土砂に流され、普段何気なく生活していらっしゃったであろう街が水没している様子はテレビ画面を見ているだけでも胸が締め付けられるようです。皆さんの中にも、ご親戚の方やお知り合いの方が被害にあわれた方もいらっしゃるのではないでしょうか。心よりお見舞い申し上げます。

例えば、今回のような水害が私たちの街で起こったら、どのように対応すれば良いか?透析を続ける為にはどうしたらよいか?想像してみたことはありますか?水害に限らず、災害時にどう動くか、日々イメージすることはとても大切です。今一度考えてみましょう。

もし、不安な気持ち・疑問などあればスタッフに声をかけて下さいね。

2018年7月2日月曜日

「看護助手」から「メディカルアテンダント」へ名称変更します!

早いもので今年も後半に入りました。
ジメジメとした天気が続き、身も心もカビが生えてしまいそう…

カラッと晴れる梅雨明けが待ち遠しいですね。

今日はお知らせがございます。

これまで、姫野クリニックでは看護補助をする職員の名称を「看護助手」としておりましたが、7月1日より「メディカルアテンダント」と変更いたします。看護補助のみならず、来院される患者様全てに対して「安全で快適な空間を提供すること」を役割として、さらにパワーアップしていきます!
「アテンダントさん」と呼んで下さいね。

2018年6月15日金曜日

いざという時、命をつなげる自分になる!


去る67日、心肺蘇生法とAEDの使用方法を学習する院内勉強会を開催しました。

参加した今岡看護師より寄稿がありましたのでご紹介します。
 
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今回の勉強会は、出雲市消防本部の方に講習をお願いしました。当日は3名の方が消防車に乗って登場されました。カッコ良かったですよ(^^)

 

 当院スタッフは26名参加し、31チームとなりトレーニング用の人形を用いて実習をしました。

 

 意識を失い倒れている人を発見した場面を想定して実習スタートです。まずは助けを呼び、周りに集まってきた人に「救急車を呼んでください」「AEDを持ってきてください」とそれぞれに指示を出し、胸骨圧迫・人工呼吸という流れと、AEDの使い方を一人づつ順番に真剣に、且つ楽しく学習しました。

 
 


 途中、隊員の方から何とも意地悪な、と言いますか悩ましい質問がありました。それは、周りに誰もいない場合です。つい助けたいという一心で胸骨圧迫・人工呼吸をしたくなりますが、その場合は人を探して連絡が取れるところまで移動することが大事なんだそうです。なぜなら、一度やり始めたらやめることはできません。1人でずっと続けることはできないからです。「命をつなげることが目的なので、その場を離れることは決してその人を見捨てるわけではありません、勇気を持って行動してください」とおっしゃったのがとても印象的でした。納得です。

 

 最後に参加者からアンケートを取りましたが、分かりやすい講習だったおかげか、「いざと言う時には教えてもらったことができると思う」という心強い回答が大半でした。今回講習に来ていただきました3名の隊員の方、本当にありがとうございました。

 何が起こってもおかしくない日常で一刻を争う場面に遭遇した時に、命をつなぐ一員になりたいと思いました。

 

2018年6月11日月曜日

7月1日はAEDの日。ご存知ですか?

 AED(エーイーディー:自動体外式除細動器)ってご存知ですか?名前は聞いたことがある方がおられるかもしれませんね。


 
 AEDとは、心臓が痙攣し、血液を流すポンプ機能を失った状態(心室細動)になった心臓に対して、電気ショックを与え、正常なリズムに戻すための医療機器です。


 


 2004年7月1日に法改正があり、医療従事者ではない一般市民でも使用できるようになり、病院や診療所などはもちろんのこと、空港、駅、スポーツクラブ、学校、公共施設、商業施設等、人が多く集まるところを中心に設置されています。その法改正の日程にちなんで毎年7月1日はAEDの日と定められたんだそうです。

 姫野クリニックにも、玄関を入って左側に設置してありますので確認してみて下さいね。



 次回の更新では、そのAEDの使用方法について院内勉強会を行った様子についてご報告します!

2018年6月8日金曜日

感染対策の院内勉強会を開催しました

去る5月31日、院内で感染委員主催による勉強会が開催されました。
外来の飯塚看護師より寄稿がありましたのでご紹介します。


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 私たち姫野クリニックでは、職員の知識の向上・維持のために年に数回勉強会を開催しています。今回は、感染委員会の主催で感染対策に関する内容で、30人のスタッフが参加しました。

 まず、入職2年目の舟木臨床工学技士がエプロン・手袋・マスクの着脱方法について講義を行いました。皆で実際に着脱を行い、今まで日々行っていた方法でよかったのか?再度基本が学べたようです。



 次に、製薬会社の方に講師をお願いし、標準予防策・咳エチケット・手洗いについての講義をして頂きました。

 座って話を聞くだけでなく、手洗いについては全員参加での実験を行いました。どういった内容だったかというと…



1. 汚れに見立てたクリームをハンドクリームのように手に塗りこむ(このクリームはブラックライトに照らされると青く光る性質があります)

2. その後、いつも通りに手洗いをする
 

3. きれいになったはずの洗いたての手にブラックライトをあてると・・・



4.洗い残しの汚れが青く浮かび上がる!
 

というものです。実は、この実験は何年か前の勉強会でも実施したことがありました。今回初めて体験したスタッフは「わ~、こんなに汚れが残ってるなんて!」と手洗い不足を認識したようですし、経験のあるスタッフも「前回汚れ残りにびっくりしたから心がけているつもりだったけど、洗いきれていない部分もあるね」と再確認することができたようです。やはり、基本的なことですが定期的に繰り返して学習することが大事であると実感させられました。

 終了後のアンケートでも、勉強会に満足した、今後の業務に役立ちますとの感想・評価をもらいました。

 私たち姫野クリニックのスタッフは、感染に対する意識を高く持つために学習を続け、よりよい仕事を目指していきたいと思っています。


2018年5月21日月曜日

透析室だより 5月号

姫野クリニック 透析室だより 5月号はこちらです。
 (画像をクリックするとPDFファイルが開きます)

第3回目になる患者勉強会を開催しました! その2

 後半は雰囲気をガラッと変えて「骨粗鬆症と運動について」がテーマです。まず板倉看護師を中心とした「劇団ITAKURA」が寸劇を披露させていただきました。

 透析患者さんの運動療法に関する「思いこみあるある」ネタを交えた内容でした。

 主演は今岡看護師演じる透析患者さん。
 骨粗鬆症予防のために運動を始めたものの、ツッカケで出かけた為に足を引っかけて転んでしまい骨折!骨を強くするためにはカルシウムを取らなければと思いこみ、乳製品や小魚を沢山食べようとして体重増加・リンの増加を注意されてしまう・・・というストーリーです。

 今岡看護師はズーズー弁を駆使し、アドリブも交えた素晴らしい演技力でした。生憎写真を撮っておらず、様子をお伝えできないのが残念です!来年も何か別のテーマで寸劇をご披露できればと思っておりますので、是非ご参加いただき、生の演技をご覧下さい(^^)

 その後は、立脇看護師による骨粗鬆症と運動に関する講義です。スライドを見ながらの話だけではなく、実際にその場で立って片足立ちの運動(
ダイナミックフラミンゴ体操)やスクワットの練習をしました。

 

 

 参加者の方だけではなく、スタッフも一緒にやってみましたが、フラフラする危なっかしい者もチラホラ・・・私たちも毎日積み重ねて行う必要があるかもしれません(--;)
 そして私も真剣に体操しすぎて、これまた体操風景の写真を撮り損ねてしまいました・・・

 その後は質疑応答の時間を設け、全てのプログラムが終了したのは正午すぎでした。多くの方にご参加いただき、無事に勉強会を終えることができましたこと、皆様にお礼申し上げます。ありがとうございました。

 来年の勉強会ではこんなテーマを取り上げてほしい!、こんな劇を観てみたい!などご意見がありましたらスタッフまでお気軽に声をかけて下さいね。

 

2018年5月18日金曜日

第3回目になる患者勉強会を開催しました! その1

 去る5月13日(日)、第3回目になる患者勉強会を開催しました。

 今回は前半のテーマを「事前指示書について」、後半のテーマを「骨粗鬆症と運動について」とし、当院の和田医師・安食看護師・立脇看護師がそれぞれ講演を行いました。

 当日は生憎の天気となりましたが、総勢39名の患者様・ご家族様にご参加いただきましたよ。

玄関では出雲姫野・大田姫野のW師長がお出迎えです

2階会場で講演し、1階会場へはテレビ中継をしました
 

 安食看護師は「事前指示書ってなんだろう」と題してお話をしました。事前指示書とは、最期まで自分らしく・自分の望んだ治療を受けることを目的として、あらかじめ作成しておく書類の事です。事前に透析患者さん全員にアンケートを取らせていただき、それにそってお話をさせていただきました。それに続いて和田医師からは「老後透析の心構え」と題してお話しをしました。



 前半終了後は、少しリラックスしていただこうとお茶とお菓子をお配りして茶話会の時間を取りました。各テーブルごとにスタッフも混ざり、前半のテーマについて振り返りました。

その2に続く・・・・



 

2018年4月25日水曜日

在宅血液透析に関する勉強会を開催しました

  以前、こちらのブログでもお話ししたことのある在宅血液透析に関する勉強会を、院内スタッフ向けに開催しました。

  当日は、在宅血液透析を実施するにあたってのチームメンバーである立脇看護師より、在宅血液透析の定義・意義・メリット・デメリットなどをスライドを用いて説明しました。





 今回、この勉強会を主催した在宅血液透析チームの立脇看護師より寄稿がありましたのでご紹介します。

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在宅血液透析(HHD)勉強会を開催しました!

 4月19日、HHDチーム主催で勉強会を開催しました。
これから、姫野クリニックでHHDを導入するにあたり、基本的な事を中心に講義を行い、その後HHDチームの活動を報告しました。




 私たちは昨年HHDチームを発足し、いよいよ1例目の患者様の在宅血液透析導入に向けて準備を進めている段階です。


 
 透析患者様の合併症の予防と「生活の質」の向上につながる治療を安全に提供するためにスタッフ皆で協力していきます!
 
 




2018年4月9日月曜日

地震に備えていますか?

4月9日未明、島根県を中心に地震が起こりました。
皆さんも就寝中にビックリして目が覚めたのではないでしょうか?
私も、とっさのことで何が起こったかわからず慌ててしまいました。

お隣の大田市では神社の鳥居が壊れる、住宅や店舗の窓ガラスが壊れる、などの被害や怪我人があったことも報告されています。姫野クリニックでも本日は余震に備えて皆さんの透析時間を調整するなどして対応しています。

今後しばらく余震に注意するよう報道されていますね。皆さんも、「透析中に地震が起こったらどうするか」「帰宅後に地震が起こったらどうするか」いろいろなシチュエーションを想像して、どのように動くべきか考えてみましょう。心配なことがあればスタッフに声をかけてくださいね。


2018年3月23日金曜日

駐車場の桜が咲きました!

暑さ寒さも彼岸まで・・・とは言いますが、すっかり春らしい陽気になりました。日中はポカポカと気持ちの良い気候ですね。

そんな中、駐車場の桜にポツポツと可愛い花が咲きました!
この桜は何年か前に植えたものです。いつか大木に成長してくれるといいんですが・・・

 
 
通院や、前を通りかかられたときはちょっと足を止めて春を感じてみてくださいね。

2018年3月13日火曜日

すっかり暖かくなりました

 3月に入り、昼間はずいぶんと暖かくなりましたね。
 姫野クリニックでも受付にお雛様が登場し、すっかり春の雰囲気です。




  また、クリニック北側の駐車場花壇に新しく「蝋梅(ロウバイ)」「寒緋桜(カンピザクラ)」「しだれ桜」「百日紅(サルスベリ)」を植えました。

 蝋梅と寒緋桜は季節を過ぎましたが、しだれ桜は上手く行けば今月末からお花がつくかなぁと小さなつぼみを毎日観察しています。
 百日紅は7月頃からがシーズンだそうです。今年の夏から可愛い花をつけてくれるでしょうか?楽しみにしていてくださいね。

 朝晩はまだまだ冷え込みます。
日中との寒暖差で体調を崩さないよう、お気を付けください。

2018年3月9日金曜日

2018年2月16日金曜日

2018年1月31日水曜日

院内スタッフ勉強会を行いました!

 少し前になりますが、12月に医療安全委員会の主催で「危険予知トレーニング(KYT)」をテーマにした勉強会を行い、25名程の看護師・技師・助手・栄養士が参加しました。

 危険予知トレーニングとは、事故や災害を未然に防ぐことを目的に、その作業に潜む危険を予想し、指摘しあう訓練の事です。

 まずは様々な職種が集まり5~6名のグループにわかれました。ブレインストーミング法で4つのルールに従ってグループワークを中心に行いました。患者の皆様が透析室に入室されてから、透析を終えて無事に帰宅の途につかれるまで、安全に過ごしていただけるよう常に意識しながら業務にあたりたいと思います。

 また、今回の勉強会では今年度に入職した新人職員がグループの意見をまとめて発表しました。入職して9ヶ月が経過し、とても頼もしく成長しているな、と感じましたよ!




2018年1月19日金曜日

2018年1月1日月曜日

あけましておめでとうございます



皆様にとって本年が幸多き年でありますよう、心よりお祈り申し上げます。

姫野クリニックは、今年で開院20周年を迎えます。
職員一同、常に初心を忘れず未来へとつながる医療に邁進していきますので宜しくお願い致します。