2023年10月26日木曜日

イクスタンジWEBシンポジウムに参加しました

2023.10.25(水)13:00~13:50

アステラス製薬さんが主催で、『イクスタンジWEBシンポジウム』(インターネットを利用した視聴者参加型ライブセミナー)が当院で開催されました。

テーマmCSPC standard of care update 2023

座長大阪国際がんセンター 副院長 西村和郎先生


まず最初の講演は…

「地域泌尿器科クリニックにおける前立腺癌診療-医療経営、患者自己負担を踏まえて-」

医療総研株式会社 社長 伊藤哲雄様

医療費って病状にもよりますが、高額になる場合が多いですね。

患者目線でのご意見って大切です!お勉強させていただきました。


次に…

「病院勤務医の立場から考えるmCSPC診療」

独立行政法人 地域医療機能推進機構 諫早総合病院 泌尿器科 計屋知彰先生

患者様の治療に携わっておられるからこその苦悩は、患者様の気持ちに寄り添っておられるから。素晴らしいお医者様です。


最後に…

「オフィスウロロジーで診るmCSPC」

泌尿器科くろだクリニック 院長 黒田秀也先生

mCSPCの治療は、早めの治療選択が必要。

病気って早期発見早期治療って言われるけど、転移性去勢感受性前立腺癌こそ、早めに治療を開始することが大事ですね。


たくさんのお勉強をさせていただいた50分間でした。

アステラス製薬さん、このようなお時間を作ってくださりありがとうございました😌

2023年10月25日水曜日

肝炎の感染対策勉強会(2023.10.24)

2023.10.24(火)16:15~B型肝炎の感染対策勉強会が開催されました。

講演者KMバイオロジスク株式会社のS様

まずB型肝炎についてお話されました。

B型肝炎とは、B型肝炎ウイルスに感染した状態の総称。発症すると肝臓の病気を引き起こす可能性が高くなります。主に血液などの体液を介して感染する。自覚症状がないため、健康診断などの血液検査で発見される場合が多い。

肝臓には、神経がないため「沈黙の臓器」と言われます。症状(疲れやすい、体がだるい、食欲がなくなってきたなど)が出てきた時は、悪化している可能性が高いです。

B型肝炎ウイルスは、感染しても症状が現れない状態の人が多く、日本では130~150万人がその状態ではないかと言われている。

感染対策としては、B型肝炎ワクチンを3回に分けて接種すると抗体がつき、予防できる可能性が非常に高くなる。

医療機関は注射針を使用する機会だらけです。注射針からの感染はとても高いので、確実に感染対策をしていかなければなりません。

知らないうちに感染しているかもしれないB型肝炎ウイルス💦未然に防ぐって大切です。

KMバイオロジスク様、Meiji Seikaファルマ様、貴重な勉強会をありがとうございました😌

2023年10月24日火曜日

秋をいただきました

透析患者様から秋をいただきました~✨

早速、受付のところに飾らさせていただきました👇


院内は秋らしいものがなかったのですが、このプレゼントのおかげで秋らしく素敵になりました。

昔から、唐辛子を玄関に飾ると厄よけになるとか言われます。

姫野クリニックに魔物は入ってきませんが、なにか守られてる気がするのは筆者だけでしょうか☺

素敵な秋をありがとうございました~😌

2023年10月23日月曜日

もみじが色づき始めました

秋が深まり木々が紅葉してきましたね🍁

筆者が車を運転していると目に飛び込んできたもみじ。

いい感じに色づいてきてました👇


黄緑がだんだんと赤く色づいてくると秋を感じさせられます。

空が晴れて一段とキレイ✨


当院近くの公園の木々も少しずつ色づいてきてました👇

これから秋本番です。

晴れた日は、散歩しながら秋を探してみるのも楽しいですね。

また、寒暖差の激しい季節でもあります。どうぞお体ご自愛ください😌

2023年10月21日土曜日

栄養士さんの食べ物話⑮~慢性腎臓病(CKD)~

今回の食べ物話は『慢性腎臓病の食事』についてです。

慢性腎臓病(CKD)は、慢性的に腎臓機能が低下した状態のことで、腎臓機能には重症度に応じてステージ1~ステージ5の5段階に分類されます。

ステージ3~は、検査の結果を考慮しながら、食事療法や薬物療法が行われます。この段階では、腎臓機能低下の進行を防げる可能性があることから、今回の資料はお役に立つことばかり記載されているのではないかと思われます。

腎臓機能が低下すると、尿をつくりだしたり、体の水分や血圧、体液のバランスを調整したり、必要なホルモンを作り出したりすることが衰えてきて、体への影響は大きくなります。

いつまでも元気な腎臓で、若々しさを保ちましょう💪✨

2023年10月19日木曜日

栄養士さんの食べ物話⑭~脂質異常症~

みなさん、健康診断しておられますか?

健康診断しておられる方はご存じかと思いますが、血液検査の結果で、今現在のコレステロールや中性脂肪の状態がわかります。

その結果によっては『脂質異常症』と診断される人もいらっしゃるかと思います。

今回は、脂質異常症と診断されてしまった方に読んでもらいたいお話です。

脂質異常症にかかる方の8割は生活習慣が原因とされています。

今、正常だから大丈夫って方も、少しでも気になる点があれば、見直ししてみましょう☺


~豆知識~

LDL=悪玉コレステロール→数値は低いほうがいい

HDL=善玉コレステロール→数値は高いほうがいい

中性脂肪→数値は低いほうがいい

Non-HDL=総コレステロールからHDLを引いた、すべての悪玉の量→数値は低いほうがいい

※数値の診断基準は、上に記載されてます。

2023年10月16日月曜日

睡眠不足と生活習慣病

夏の寝苦しい夜を思えば、秋は快適な睡眠時間がとれますね。

人生を100年として、平均睡眠時間を7時間としたら、30年も寝ていることになります。

それだけ睡眠時間って大切な時間なんですね✨

睡眠不足が引き起こす生活習慣病は何があるのでしょう?

高血圧、心循環器系疾患、糖尿病、肥満、冠動脈疾患など


睡眠時間を4時間に制限した場合、高血圧でない人も、1日を通して血圧が高くなる傾向にあり、睡眠時間が長い人にも同じような傾向になる結果が出ています。

また、4時間睡眠を2日間続けただけで、満腹感を感じさせるレプチン分泌を減らしてしまうので、食欲が増す+満腹感を感じにくくさせてしまい肥満や糖尿病になりやすい傾向になります。


ということは、睡眠時間が短い状態が数日続くだけで、血圧が上がり、太りやすい体ができてしまう…ということになります。

たかが睡眠時間と思われがちですが、体は正直です💦


睡眠不足が数日続いただけで、体が重く感じたことはありませんか?

体が重く感じるのって、低燃費走行している車と同じで、体もエネルギーの消費をできるだけ抑えてしまってます🚗

それだと動くことが面倒になり、おいしいものを食べたり、旅行に出かけたり、もちろん運動意欲も低下してしまいます。

楽しく生き生きした毎日を過ごすためにも、日頃から睡眠時間を意識して過ごせるようになるといいですね😊

2023年10月13日金曜日

栄養士さんの食べ物話⑬~高尿酸血症~

みなさん、食欲の秋を満喫しておられますか?

え💦 満喫し過ぎて、痛風になってしまった?

そんな方に今回のお話は、是非是非ご覧になっていただきたいです。


『高尿酸血症』ってご存じですか?

血液中の尿酸が7.0mg/dlを超えた方は、高尿酸血症と診断されます。

尿酸が高いだけでは自覚症状はないのですが、それが進行していくと痛風の症状が出てきます。

症状としては、関節や足先、耳たぶに結晶となった尿酸がたまると、その部位に激痛が走ります。また、腎臓や尿管、膀胱にたまると、背中や膀胱に激痛が走ります。

そんな痛さは感じたくない方、こちらをご覧ください👇

バランスの良い食事+水分1日2Lを心がけていけば、痛風になる心配はなさそうですね😄

2023年10月11日水曜日

メンタルヘルスシンポジウムに参加しました

2023年10月10日(火)13:30-16:30に開催されました『令和5年度 職場のメンタルヘルスシンポジウム』(オンライン開催)に、当院、総務の2名が参加しました。


中小企業におけるメンタルヘルス対策~労働者への支援が企業価値につながる~と題して、産業医の先生や精神科の先生、メンタルヘルス対策を実践しておられる企業の担当者の方々のお話をお伺いできました。

働く環境は違えど、人間関係での悩みはどこも同じなんだ…という印象でした。

そして、人それぞれ悩みの質も量も違います。

その悩みを聞く側も悩みになってしまいますが、筆者は常に「悩む=解決できる悩み」と思っています。解決できない悩みは、思いつくこともないですからね。

ただ職場での悩みとなると、動き方を間違えてしまえば解決どころか悩みを倍にしてしまいます。どう動いたらいいんだろう…

そこで、それを頭に置きながら聞いていると…

『ゼロ次予防』未然に防ぐことは大切ですと、お話されました。確かにそうです。

挨拶・声かけ、情報共有、ホッとできる空間、ストレスチェック、交流を深める取り組み、短時間でのワークショップなど、できることはありそうなので、未然に防ぐことを目標に実践してみたいと思いました✨

職場だけでなく、職場外でも悩みのある方がほとんどです。今後、環境が変われば悩みが増え、メンタル的な不調を感じる人が多くなってくるかもしれないです。

当院総務で、メンタルヘルス対策に力を注いでいき、働きやすい環境づくりを目指してがんばります💪

2023年10月9日月曜日

栄養士さんの食べ物話⑫~高血圧~

今回の栄養士さんからのお話は…

生活習慣病の代表『高血圧』に関することです。

高血圧改善の食生活7か条!これ、努力は必要ですが、誰にでもできることです。

7つも無理!って思われた方は、1つから始めてみましょう💪

そして、減塩のポイントについて、家庭の食事、外食やお弁当の食べ方も記載されてます。

筆者が読んでみて、調味料のところは勉強になりました。

濃い味、薄い味の調味料、筆者が思うのと違っていてビックリです( ゚Д゚)

いつもためになるお話、ありがとうございます☺

2023年10月6日金曜日

栄養士さんの食べ物話⑪~水分管理~

朝晩の「涼しさ」から「寒さ」に変わってきましたね。

一雨ごとに寒くなってきている気がする今日この頃。

日中の秋晴れの空の下、新鮮な空気をたくさん吸って、今の季節を感じていたいものです。


さて、姫野クリニック栄養だよりができました~✨

今回は水分管理についてです👇

これからの季節は鍋もの料理が増えてくるので、気づかないうちに水分摂り過ぎ…ってことになってる人が多いと思います。

そうならないよう、水分の摂り過ぎを防ぐポイントが記載されてますので、是非ご活用ください😊

2023年10月5日木曜日

ロケルマ勉強会(2023.10.4)

当院栄養士さんが担当となり、アストラゼネカさんと共に『ロケルマ勉強会』が開催されました👇


ロケルマ」って高カリウム血症の患者様に使用するカリウム吸着薬です。

効果は…

カリウムを体の外へ排泄させて、血液中のカリウムの量を減らす働きがあります。


そもそも、カリウムとは

ナトリウムと共に体液や細胞の浸透圧の調整をしている。代謝や神経、筋肉の働きに必要な栄養素です。

高カリウム血症って?

カリウム値が異常値になると、神経や筋、心筋など興奮性の細胞が異常を起こしやすくな筋力低下、四肢こわばり、しびれ、不整脈、悪心、嘔吐、下痢などの症状が現れます。

原因は…

カリウムの過剰摂取、カリウム排泄の低下、腎不全、腎疾患

カリウムを管理することは、心不全や不整脈を予防することにも繋がります💪


勉強会は、まず栄養士Iさんのカリウムの説明からスタート。

カリウムは必要な栄養素ではあるが、リスクを抱えている人にとって多量摂取は危険を及ぼす可能性が高くなる。これからの季節は鍋が多くなるが、その鍋のだし汁の中に、野菜や肉などから溶け出てたカリウムが含まれるので、気を付けなければならない季節にもなる。

鍋ってヘルシーなイメージがあるけど、透析患者様にとっては、リスク多めな食べ物なんですね💦

その後、アストラゼネカさんからロケルマの説明とハカリウムってアプリの説明。

ハカリウムは食事の写真を撮ってハカリウムアプリにupするだけでカリウム量がわかっちゃう優れもの。※写真の撮り方にコツがいるらしい。

そんなアプリが開発されていたんですね。

ロケルマのお薬は、粉末で無味無臭。便秘などの副作用が少なく、早く効いて長く効く…こちらも優れものです。

どちらも素晴らしい✨✨

時代の進化を感じさせられる時間となりました。

栄養士さん、アストラゼネカさん、ありがとうございました😊