2018年9月7日金曜日

台風・地震・・・災害が続きますね

 関西での台風被害に続き、北海道での大きな地震、テレビや新聞で連日報じられる災害関連のニュースに、日本列島は一体どうしちゃったんだろう・・・と不安な気持ちになります。

 北海道での地震は「平成30年北海道胆振(いぶり)東部地震」と名付けられ、7日午前現在で16人が死亡し、厚真町を中心に26人が安否不明と発表されています。

 ニュースでは各病院の救急患者の受け入れについて、繰り返し報じられていましたね。電気・水道が復旧次第、透析治療を優先して再開する、という情報も聞かれました。

 ありがたいことに、出雲市近辺はここ何年か大きい災害に襲われることもありません。みなさん「大社さんが守ってくださるから大丈夫」など冗談交じりにおっしゃいますね。言葉は悪いですが、ついついこういった災害は他人事のような気持ちになってしまっていませんか?
 
 災害時・非常時には今通院している姫野クリニックで、同じ内容の透析治療が受けられるとは限りません。透析時間が短くなる場合もありますし、被害の状況によっては別の病院へ出向いて透析をしないといけない可能性もあります。そういった環境に対応できるよう、何事もない平穏な時こそ、常にいろんな可能性をイメージして生活してみましょう。自分の透析時間を把握しておく、お薬手帳を常に持ち歩く、非常時の食事について考えてみる、など小さなことから始めてみましょう。自分で自分を助ける「自助」の気持ちが大事です。

 姫野クリニックには「防災係」という係があり、勉強会に参加するなどして日々知識を付けています。何か不安に思うこと、疑問に思うことなどあればスタッフへ相談してみてくださいね!

 余談:筆者は、たまたま6日に献血に出向きました。そこで看護師さんに聞いた話では、大阪・北海道の一部では献血機関が機能していないため、他県からの献血量でカバーしているとのこと。目に見えるところ以外でも、本当にたくさんの被害があるんだなぁと改めて実感しました。「自助」も「共助」も、自分にできることから実践していきたいと思います。