2019年7月17日水曜日

2色の百日紅(サルスベリ)が咲きました

 毎日気温の高い日が続きますね。いよいよ梅雨が明けて夏到来かしら?と思っていますが、今週末はまた雨模様とのこと。どちらにしろ体調管理に気を付けたいですね。

 さて、昨年もこのブログで話題にしましたが、今年もクリニック北側の駐車場に植わっている百日紅に花が咲きましたよ!濃いピンクと白いものと、2種類咲いています。




 ふと百日紅の花言葉ってなんだろう?と思い、調べてみましたら6つもあるものなんだそうです。

花に対しての花言葉
●雄弁
●活動
●世話好き

雄弁・活動は華やかな花の様子から何となく連想できますね。世話好き…はちょっとわかりませんね(笑)

幹に対しての花言葉
●不用意
●愛嬌

不用意に木登りすると滑っちゃうよ~、滑って落下してもご愛敬?ということでしょうか…??ユーモラスな感じです。

残る最後の1つは
●あなたを信じる
なんだそうです。由来を調べてみますと、朝鮮半島の昔話に由来するそうです。

 昔々、各地を旅していた王子がある地方を通りかかった時、その村で悪さをし人々を困らせていた竜神を退治し、生贄として囚われていた娘を助けだしました。2人は恋に落ちましたが、王子は旅を続ける必要があったため、その旅を終えた100日後に必ず戻るという約束を交わし村を後にしました。しかし娘は約束の日を前に天に召されてしまったのだそう。その娘のお墓から自然と木が生えて、美しい紅い花が咲き続けました。村人たちはこの木を娘の生まれ変わりに違いないと、「百日紅」と名づけたそうです。

…とってもロマンチックな由来ですね~。個人的には「世話好き」や「不用意」を取り消して「あなたを信じる」に統一しちゃいたいくらいです。

 そんな花言葉を思い出しつつ、百日紅を眺めてみてくださいね。


 

2019年7月3日水曜日

防災の勉強会を開催しました②

 勉強会の後半は、講師の方をお招きして「大災害を生き抜くために!」!というテーマでお話を伺いました。





 昨今、災害対策で重要な三つの柱は「自助」「共助」「公助」だと言われています。これを透析患者さんに置き換えて考えると

●自助・・・患者さん自身が、自分で自分の命を守る
●共助・・・地域の透析施設が協力して透析を行う
●公助・・・全国のネットワークを利用して被災地の透析施設を支援する

 と、このように言えると思います。

 この中で特に重要なのは患者さん自身の「自分の命は自分で守る」という強い意志と迅速な行動です。具体的にはどのようなことか、お考えになったことはありますか?

〇透析中に災害が起こる場合・・・
〇透析でない日に災害が起こる場合・・・
〇週末、2日空きの状態で災害が起こる場合・・・

 いろんな状況が考えられますよね。姫野クリニックで透析ができるのか?食事で気をつける点は?薬はどうしたらよいのか?考慮すべきことはたくさんあります。透析室では患者さん向けのDVDを準備しています。透析中に観ていただけるようにご準備しますので、興味のある方はぜひスタッフへ声をかけてください。

 ここ数日、九州では記録的な豪雨が続いています。ニュースでも「自分の命を守る行動を!」と早めの非難を呼び掛けていますね。天災はいつ、誰の身に起こるかわかりません。「ここの辺りは大丈夫」「私は大丈夫」という勝手な思い込みは捨てて、普段から災害に備えましょう。