2024年11月26日火曜日

認知症に関する勉強会

2024.11.25(月)16:00~出雲市認知症地域支援推進員の石飛様と出雲市より2名の方にご来院いただき認知症に関する勉強会を開催しました。

この勉強会開催のきっかけとなったのは、認知症症状のある患者に対してのスタッフの対応がそれぞれ違ったので話し合いをしたけど、スタッフそれぞれの基礎知識が違い、対応の統一化が困難と判断し、専門的な知識のある方に介入していただき統一化を図ろうと思ったからです。

では、勉強会の様子をご覧ください👇

出雲市が作成しているハンドブック
認知症についてわかりやすく詳しく記載されてます
この企画をした看護師Sさんが最初に説明
出雲市認知症地域支援推進員の石飛様より情報提供
認知症は早期に発見して対応していくことが大切
各グループでロールプレイング
全員同じシナリオで演じてみました
その後、振り返りポイントを話し合い
それぞれの役によって感じ方が違いました
各グループの観察役が発表
どのグループの意見も納得!
最後は石飛様へのご質問
わかりやすくお答えいただき、ありがとうございます

認知症になられた最初の段階では、ご自身が不安の中にいる何かが違うと思っている…そして次に家族が変化を感じてくる…ただ、思い違いではないか、一過性のものではないか…などと病院受診の判断ができない。そのうちに1年半が経過して、明らかにおかしい!という症状が出てきてしまって病院受診となるケースが多い。

この最初の段階をMCI軽度認知障がい)と言われているが、この時点での早期受診により進行を遅らせたり、日常生活への支障はほとんどなく過ごすことができます。

今の認知症観は前と違っているので恥ずかしいことは何もありません。何か違うと思った時は恥ずかしいと思わず、ご家族へ相談したり、自ら病院へ受診しましょう!

それでも悩まれた時は、高齢者あんしん支援センターしまね認知症コールセンターに相談してください。きちんとお話を聞いてくれて丁寧にご回答してくれます✨

本日お忙しい中、出雲市よりお越しいただきました3名の皆様、当院スタッフのために参考になる資料も作成くださり、たくさんお勉強させていただき感謝感謝です😌
スタッフ一同、認知症症状の患者様に対しても的確な対応ができるよう、これからも学び続けます💪

2024年11月22日金曜日

感染対策勉強会

 2024.11.21(木)16:15~当院感染委員会さんが主となって感染対策勉強会が開催されました。

全国的にインフルエンザが流行していることもあり、とても必要な勉強会!

では、勉強会の様子をご覧ください👇

スタートは、キッセイ薬品さんが情報提供
透析患者さんにとって合併症のリスクは大きいです

キッセイ薬品さんが提供してくださった

感染対策ガイドラインについての動画を拝聴中

感染委員会が独自に作成されたマニュアル
姫野クリニックは感染対策を徹底してます!!


数年前に全国ニュースにもなった透析施設の院内感染により、ガイドラインの見直しや各透析施設の感染に対する対応が強化されてきました。

透析患者さんにとって感染症は高リスクなので、絶対に蔓延させてはいけません。ましてや職員が感染源になるなんてもってのほかです!

これから感染症が流行りやすい季節に突入していきます。みなさん注意してください…と、患者さんに注意喚起を促す前に、当院ではスタッフ自らが自己管理を徹底し、少しでも体調に異変を感じたら休むことで、周囲への感染のリスクを減らしていきます💪

手洗い、うがい、マスク着用など、基本的な感染予防は大事✨

この季節、みんなで乗り切っていきましょう☺

感染対策は大事!と、あらためて実感させられた勉強会を開催されました感染委員会さん、キッセイ薬品さん、ありがとうございました😌

2024年11月1日金曜日

アドバンス・ケア・プランニング(ACP)勉強会

 2024.10.31(木)16:00~出雲市役所医療介護連携課のM様に講師となっていただいて『アドバンス・ケア・プランニング(ACP)勉強会』が開催されました。

内容は、出雲市で配っておられる「あんしんノート(出雲市版終活支援ノート)」についてを主としてお話していただきました。

これがあんしんノートです👇

簡単に表現するなら終活…人生の終わりをご自身の希望にそって迎えるためのノートと筆者は解釈してます。

家族や信頼する人、医者、介護者などと情報を共有しておくためのきっかけづくりとして活用される人は徐々に増えてます。

このきっかけづくりの場を人生会議(アドバンス・ケア・プランニング 通称:ACP)といいます。


では、勉強会の様子をご覧ください👇

とてもわかりやすい資料
参加スタッフ、真剣に聞き入っておられます
当院ケアマネチームさんが他のスタッフにも知ってもらおうと企画
スタッフからの質問
ご丁寧にご回答いただきました

このあんしんノートは、ご自身の意思がしっかりとしている時に、信頼できる方と共に作成されることが望ましい…つまり、早めの対応が大切!
どうしたらいいのかわからない方は、高齢者あんしん支援センターや出雲市役所に無料相談窓口があり、相談内容によっては、司法書士や行政書士のアドバイスを受けることができるので、いつでも頼っていただきたいとのこと。
詳しくは広報いずもに掲載されているのでご覧ください。

今回の勉強会の内容は、ここで書ききれないほど、たくさんの参考になるお話が聞けました。災害の時に早めの備えは大切と何度も耳にしますが、終活もそうです。早めの備えは大切です✊
参加スタッフ全員、とても勉強になった、参加してよかった…と、満足してました✨

出雲市役所医療介護連携課の方々、当院ケアマネチーム、このような機会を作っていただき、ありがとうございました😌