2024.11.25(月)16:00~出雲市認知症地域支援推進員の石飛様と出雲市より2名の方にご来院いただき認知症に関する勉強会を開催しました。
この勉強会開催のきっかけとなったのは、認知症症状のある患者に対してのスタッフの対応がそれぞれ違ったので話し合いをしたけど、スタッフそれぞれの基礎知識が違い、対応の統一化が困難と判断し、専門的な知識のある方に介入していただき統一化を図ろうと思ったからです。
では、勉強会の様子をご覧ください👇
出雲市が作成しているハンドブック
認知症についてわかりやすく詳しく記載されてます
この企画をした看護師Sさんが最初に説明
出雲市認知症地域支援推進員の石飛様より情報提供
認知症は早期に発見して対応していくことが大切!
各グループの観察役が発表
どのグループの意見も納得!
最後は石飛様へのご質問
わかりやすくお答えいただき、ありがとうございます
認知症になられた最初の段階では、ご自身が不安の中にいる、何かが違うと思っている…そして次に家族が変化を感じてくる…ただ、思い違いではないか、一過性のものではないか…などと病院受診の判断ができない。そのうちに1年半が経過して、明らかにおかしい!という症状が出てきてしまって病院受診となるケースが多い。
この最初の段階をMCI(軽度認知障がい)と言われているが、この時点での早期受診により進行を遅らせたり、日常生活への支障はほとんどなく過ごすことができます。
今の認知症観は前と違っているので恥ずかしいことは何もありません。何か違うと思った時は恥ずかしいと思わず、ご家族へ相談したり、自ら病院へ受診しましょう!
それでも悩まれた時は、高齢者あんしん支援センターやしまね認知症コールセンターに相談してください。きちんとお話を聞いてくれて丁寧にご回答してくれます✨
本日お忙しい中、出雲市よりお越しいただきました3名の皆様、当院スタッフのために参考になる資料も作成くださり、たくさんお勉強させていただき感謝感謝です😌
スタッフ一同、認知症症状の患者様に対しても的確な対応ができるよう、これからも学び続けます💪