外来の飯塚看護師より寄稿がありましたのでご紹介します。
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私たち姫野クリニックでは、職員の知識の向上・維持のために年に数回勉強会を開催しています。今回は、感染委員会の主催で感染対策に関する内容で、30人のスタッフが参加しました。
まず、入職2年目の舟木臨床工学技士がエプロン・手袋・マスクの着脱方法について講義を行いました。皆で実際に着脱を行い、今まで日々行っていた方法でよかったのか?再度基本が学べたようです。
次に、製薬会社の方に講師をお願いし、標準予防策・咳エチケット・手洗いについての講義をして頂きました。
座って話を聞くだけでなく、手洗いについては全員参加での実験を行いました。どういった内容だったかというと…
1.
汚れに見立てたクリームをハンドクリームのように手に塗りこむ(このクリームはブラックライトに照らされると青く光る性質があります)
というものです。実は、この実験は何年か前の勉強会でも実施したことがありました。今回初めて体験したスタッフは「わ~、こんなに汚れが残ってるなんて!」と手洗い不足を認識したようですし、経験のあるスタッフも「前回汚れ残りにびっくりしたから心がけているつもりだったけど、洗いきれていない部分もあるね」と再確認することができたようです。やはり、基本的なことですが定期的に繰り返して学習することが大事であると実感させられました。
終了後のアンケートでも、勉強会に満足した、今後の業務に役立ちますとの感想・評価をもらいました。
私たち姫野クリニックのスタッフは、感染に対する意識を高く持つために学習を続け、よりよい仕事を目指していきたいと思っています。