2018年8月31日金曜日

島根県糖尿病合同研修会2018 に参加してきました

 我が姫野クリニックの島根県糖尿病療養指導士チームが、8月26日(日)に松江で開催された糖尿病に関する研修会に参加してきました。寄稿がありましたのでご紹介いたします。

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 8月26日(日)くにびきメッセを会場に開催された「島根県糖尿病合同研修会2018」に、姫野クリニックの島根県療養指導士6人で参加してきました。

 テーマは「食事療法」「骨粗鬆症」「がん」「運動療法」「高齢者」「歯周病」の6つ。全国から各分野の最先端の講師が参加され、各先生方から60分づつの講義を受けました。つまり今日1日で6時間の講義を受けました。

 どれも最近話題のテーマであり、最新の情報だったのでとても興味深いものばかりでした。

 中でも、国立がん研究センター中央病院 総合内科・歯科・がん救急科長 大橋健先生の「糖尿病とがんの危険な関係~2つの病を支える対話のかたち~」と題した話は色々と考えさせられました。先生はがんセンターの糖尿病専門医でいらっしゃいます。

 今は2人に1人ががんになる時代。糖尿病の死亡原因の1位もがんとなっています。糖尿病の患者さんががんを発症することによって「糖尿病患者からがん患者」へと変わる。そこでも糖尿病の治療は必要であるが糖尿病とがんの治療を並行して進めていくことは「がんセンター」という1つの建物の中では容易なことではない、というような内容のお話をしてくださいました。

 私たち姫野クリニックのスタッフが関わる対象の方たちは、さらに「透析治療」も重なってきます。さらに他院との連携もしていかなければなりません。そこで必要なのは私たち島根県糖尿病療養指導士の「コーディネーター」としての役割だと思います。

 こうやって最新の勉強をしながら、協力し合い自分たちにできることから始め、皆様のお役に立ちたいと考えています。