姫野クリニックでは年に2回の避難訓練を行っています。
これまでは、「昼間」透析を行っている時間帯に「院内から出火・火災発生」という設定で訓練をすることが多かったのですが、今回は「夜間」透析を行っている時間帯に「近隣の建物で火災発生」した、という設定で行いました。
スタッフを「患者様役」「医療スタッフ役」「客観的視点でスタッフの動きを見る役」に分けて、訓練開始です。
夜22時頃、近隣の建物が火災との情報を受け、夜間スタッフが透析中の患者様を誘導します。
通常の避難場所である正面玄関付近は火元に近いということで、今回は裏口へ誘導して避難完了となりました。
その後のミーティングでは「患者役として、何が起こっているかわからず不安だった」「イヤホンをしてテレビを見ていたら、騒ぎに気づかないかも」などの意見がでました。あげられた意見を参考に、どういった対応ができるか防災係で検討していきます。
今回の訓練は火災の設定でしたが、地震や、荒天による停電、などなど様々なトラブルの可能性があります。普段から、患者様・スタッフの命を守るために、非常時にはどういった行動を取るべきか、イメージしながら勤務にあたりたいと思います。