2019年8月10日土曜日

接遇の勉強会を行いました

 7月30日(火)、外部より講師の先生をお招きして接遇の勉強会を行いました。この勉強会は、姫野クリニックのメディカルアテンダントが自主的に企画・立案したものです。当日はメディカルアテンダントのみならず、看護師・臨床工学技士・事務と、全ての職種が参加し行われました。





 今回の講演は「医療機関の接遇とコミュニケーションのあり方」というテーマでした。講師の先生からは、医療の資質の向上のためには医療技術・安全確保と並んで「コミュニケーション能力・接遇力」が必須であると教わりました。

 筆者が印象に残ったのは、コミュニケーションには「言語的」なものと「非言語的」なものと2種類あるというお話です。

 「言語的」コミュニケーションとは・・・
    ●あいさつ ●返答 ●話し方 ●言葉遣い など

 「非言語的」コミュニケーションとは・・・
       ●表情 ●聴き方 ●視線 ●動作 など

 (参考文献・(財)労災保険情報センター
「シンプルに考える医療人としてのコミュニケーション」)

・・・ということなんだそうです。

 続けて先生から、人がコミュニケーションを取る時に受け取る情報を100%とすると、視覚から受け取る情報が55%、聴覚から受け取る情報が38%、言語から受け取る情報が7%に分類されると教わりました。

 つまり言葉で話す以上に、表情・聴き方・視線・動作から与える印象の方が影響力が強いという事ですよね。仕事が立て込んでいる時、電話が鳴り続けている時、ついつい最低限の「言語的コミュニケーション」のみになってしまっているかも!と我が身を振り返りました。よく言われることですが、忙しいとは心を亡くすと書きますよね。繁忙を言い訳にせず、常に心のこもった対応を心掛けたいと思いました。

 今回学習した内容は基本的なことも含まれましたが、やはり定期的に研修を受けることで気持ちが引き締まります!職員一同日々の業務に役立てて、通院される皆様を笑顔でお迎えしたいと思っています。