最近、テレビは新型ウイルス肺炎のニュースで持ちきりですね。日本国内でも2例目の患者が発生したという事で話題になっています。(1月24日現在)
新型ウイルス肺炎も恐ろしいですが、今の季節、私たちにより身近なのはインフルエンザの脅威ですよね。テレビでは肺炎のニュースばかりであまり報じられませんが、まだまだインフルエンザへの備えは必要です。厚生労働省のホームページから抜粋したインフルエンザ予防法をご紹介しますので、是非参考にして下さいね。
◎流行前のワクチン接種
感染後に発症する可能性を低減させる効果と、発症した場合の重症化防止に有効と報告されています
◎外出後のうがい・手洗い等
流水・石鹸による手洗いは手指など体についたインフルエンザウイルスを物理的に除去するために有効な方法であり、インフルエンザに限らず接触や飛沫感染などを感染経路とする感染症の対策の基本です。インフルエンザウイルスにはアルコール製剤による手指衛生も効果があります
◎適度な湿度の保持
空気が乾燥すると、気道粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザにかかりやすくなります。特に乾燥しやすい室内では、加湿器などを使って適切な湿度(50~60%)を保つことも効果的です
◎十分な休養とバランスのとれた食事
体の抵抗力を高めるために、十分な休養とバランスのとれた栄養摂取を日ごろから心がけましょう
(筆者注:食事に関しては、透析患者さんは栄養価の高いものをどんどん摂取してよいわけではありません。当院の栄養士に相談してみて下さいね)
◎人込みや繁華街への外出を控える
インフルエンザが流行してきたら、特に御高齢の方や基礎疾患のある方、妊婦、体調の悪い方、睡眠不足の方は、人混みや繁華街への外出を控えましょう。やむを得ず外出して人混みに入る可能性がある場合には、ある程度、飛沫感染等を防ぐことができる不織布(ふしょくふ)製マスクを着用することは一つの防御策と考えられます
いかがでしょうか?普段から医療スタッフがお話している内容ですね。インフルエンザにかかることなく、元気に冬を乗り切りましょう!