少し前になりますが、10月に感染対策についての勉強会を行いました。感染管理委員会の戸谷看護師が寄稿してくれましたので紹介いたします。
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先日、感染管理委員会主催の院内勉強会を行いました。全職員を対象にし、密を避けるため10/12,26の二日間に分けて開催しました。
今回のテーマは「職員間でクラスターが起きない為に~いつもの行動を振り返ろう!~」を掲げ、私たちが普段院内で一日過ごす間の行動を振り返ることを目的に行いました。
まずは簡単に感染予防の基本を振り返り、手洗いの歌に合わせて楽しく手洗いの実施法をおさらいし、その後チームに分かれてグループワークを行いました。
院内のお手洗い・洗面台・流し台で良くある風景の写真を見て、起こりうる感染リスクや対策について、などディスカッションを行いました。
例えば…
○なんとなく慣習で流し台で歯磨きをするが、歯磨きは洗面台のみで行うように徹底する
○休憩室で食事が終わったら、すぐにマスクを着用する
○洗面台で手洗いをしたら、周りに飛び散った水を必ずふき取っておく
…などの意見が上がりました。診察室、透析室、事務室などでは常に感染対策の意識をもって業務にあたっていますが、お昼休憩の間など、ふとリラックスした瞬間に危険が潜んでいるね、と話し合いました。各グループとも、コロナ対策だけではなくウイルス対策全般の意見をたくさん出してくれました。その後、上がった意見に対しての改善策を掲示し、感染対策を継続しています。
今シーズンはインフルエンザが流行する可能性が示唆されています。この研修を機に職員一人一人が感染対策を見直し、職員間でのクラスターを起こさないよう行動を継続出来たらと思います。