2026年6月21日(土)、日本看護倫理学会交流集会で、「“良かれと思って”が越えてしまう境界線」をテーマに企画・運営を担当しました。
医療の現場では、「患者さんのために」「スタッフのために」と思って行動することがたくさんあります。でも、その優しさが、知らないうちに相手の選択や成長の機会を奪ってしまうこともあります。
今回の集会では、「バウンダリー(心理的境界線)」をキーワードに、医療者同士が無理なく支え合いながら、お互いを大切にする関係について考えました。講義だけでなく、ロールプレイやグループワークも取り入れ、楽しみながら自分の関わり方を振り返る時間になりました。
アンケートでは、「バウンダリーは冷たいものではなく、相手を尊重することだと分かった」「自分の関わりを見直すきっかけになった」「明日からやってみたい」といった前向きな声をたくさんいただきました。体験を通して学ぶことの大切さも改めて感じました。
私自身も、看護倫理は患者さんだけでなく、医療者同士の関係の中にもあると実感しました。「助ける」「教える」の前に、「相手はどうしたいのかな?」と少し立ち止まること。それが、相手の尊厳や自律を守ることにつながるのだと思います。
姫野クリニックでは、患者さんはもちろん、スタッフ同士も気持ちよく働ける環境づくりを大切にしています。今回の学びをこれからの実践に生かしながら、「支えること」と「尊重すること」をバランスよく大切にしていきたいと思います😌