血糖値とは、血液中のブドウ糖の濃度のことをいいます。
ブドウ糖とは、食事から取り入れられた炭水化物が体内で分解された単糖類のこと。自然界に最も多く存在している単糖類なのだとか。
ブドウ糖は、脳や体を動かすのに大切なエネルギー源なんです。
大切なエネルギー源ではあるけど、摂りすぎると「糖尿病」になってしまうんです。
どうやって体内のブドウ糖の濃度を測定するの?
それは、血液検査でわかります。
食前、食後では値が変わるので、基本、食前に検査します。
基本の正常値は…空腹時で70-109mg/dlです。
110-125mg/dl以上になると糖尿病予備軍として、食事療法で治療していくことになります。
治療せず放置していると、数値が126mg/dlを超え、高血糖…高い確率で糖尿病と疑われてしまいます。
反対に低血糖もあります。
低血糖は70mg/dl以下になると症状が現れます。
症状として交換神経刺激症状<不安、発汗、動悸、頻脈、手指振戦、顔面蒼白>
50mg/dl以下になると中枢神経障害症状<頭痛、目のかすみ、空腹感、眠気、異常行動、けいれん、昏睡>
外出時に低血糖による症状が出ることもあり危険ですので、低血糖と診断された方は、ブドウ糖を含む食べ物や飲み物を持ち歩くようにしましょう。