ここ数年、メンタルが弱くなってしまった方が多くなった気がします。日本だけでなく、世界的に混乱を巻き起こした感染症、それにより未来に対して不安が増えてしまったことが原因なのかと思われます。
そこで、当院、総務と教育委員会がコラボして、産業保健総合支援センター(さんぽセンター)から、メンタルヘルス対策促進員、産業カウンセラーの岡淳一先生を講師としてお呼びして「ストレスとうまくつき合う方法」と題して、心の健康を自分でケアしていくことの大切さを教えていただきました。
始まりの10分は当院総務の竹下さんがお話🎤
厚生労働省が実施する労働安全衛生調査の結果には驚きました!
「現在の仕事や職業生活に関することで、ストレスを感じている労働者の割合」
令和2年 54.2% 令和3年 53.3% 令和4年 82.2%
やはり感染症の影響は大きいのかもしれませんが、これだけパーセンテージが上がるとは…
参加スタッフのほとんどが驚きの反応でした。
そして、岡先生のお勉強会
ストレス対処の方法として
・ストレッサー(ストレスになる原因)に気付くこと
・それに対して自己評価をしないこと…例えば、こう思うことは悪いことだ、これではダメだ!とか…
・コーピング(ストレスに対処するためにとる行動)する
これが基本です。
ストレッサーにもいろいろと要因があり、書き出すことは目に見えてわかるので、とても良いことです。特に小さなストレッサーに気づきを向けることは大切!
物理的、仕事、家庭や家族、人間関係、心身の健康、お金や生活面
このカテゴリーに分けて書き出すと、見えてくるものがあります。
また、不調のサイン(心理面、身体面、行動面)も見逃さないように!
まずはストレスサインに気づくことが大切、そして、それに対して勝手な評価をしないこと!
これってすぐにできるようになるわけではありません。
とっても難しいことなので、意識して少しずつ対処していかないといけません。
冷たい言い方かもしれませんが、ストレスの度合いは自分以外の人はわからないです。
なので、自分自身で守ってやることの大切さをしっかりと認識しましょう✊
岡先生、お忙しい中お越しいただき、また、今後に役立つお勉強をさせていただき、ありがとうございました😌