腎臓って貧血にも関係あるんです。
なんで?を説明します
腎臓の尿細管周囲でつくられる「エリスロポエチン」というホルモンがあるんですが、そのホルモンが骨髄に作用して、血液(赤血球)をつくる指示を出しています。
つまりエリスロポエチンが減少すると、十分な量の血液ができなくなってしまう!
血液が足りない=貧血になります
エリスロポエチンは常につくられているかといえばそうでなくて、腎臓には血液中の酸素の状態を感知するセンサーがあるのですが、そのセンサーが酸素不足を感知するとエリスロポエチンをつくりだすのです💪
腎臓機能が低下したら、酸素不足を感知してもエリスロポエチンをつくり出しにくくなっているので、貧血が解消されることなく常に貧血「腎性貧血」になってしまいます😓
最近疲れやすいな、動悸や息切れする感じ、爪の色が白っぽくなてきた、立ちくらみするなどの症状があれば、腎性貧血になっているかも💦
上記症状で、たぶん貧血気味だから…と、サプリで補ってもダメなんです。
腎性貧血の場合、薬剤投与+鉄剤を補助的に投与+食事療法で対応しますので、必ず担当医師にご相談ください。